2017年01月27日

モーツァルトの交響曲・3/続・練習日誌

 それからあまり朝練習のできる日がないまま、週末になろうとしています。
 まったくやらなかったわけではないので、その経過をすこし書いてみたりしますね。

 翌日は第41番《ジュピター》をさらおうと思ったが、やっぱり最初は、前日、全部弾けなかった39番の第四楽章からとっかかる。「たら、たった、たら、たった・・」はだいぶんコツがつかめてきたが、とりあえずは、左手(音程)の前に、右手の動きががたがたしないようにしなければ、と前日とは逆のことに気づく。
 音を弾いていくのに、左手の方が瞬間速く動かないと、細かい音程はズレます。でも、右手がテンポどおり行っていないときがときどきあって、そうすると良い音は出ない。つまり音程が合う合わない以前に、ヴァイオリンの音にならない(きちゃない音になるんですね)。
 移弦が多いので、右手の角度を変えすぎないよう、ただ、きちんと変えるよう、むしろ頭に叩き込む。音の進行を覚えるのが早いです。これは、昨年11月に出た弊社の新刊「ヴァイオリンを弾くための脳神経と筋肉の使い方」に石川先生が書いておられます。「脳神経を鍛えて、筋肉を動かす」
 考えてみれば、大人から始めた楽器だけでなく、ピアノも、ある時期から自分はそうやって演奏してきたわけで、「全部聴きなさい」という先生のレッスンは、そういう意味だったのだ、とあとで気づいたような気がします。耳=頭 でわかってない音を出すと「滑った」といわれる。ピアノでも「滑った音」はレッスンでは先生にもろバレでした。ヴァイオリンは、技術がないため無意識では弾けませんから、ともかく全ての音は、「目で(楽譜)を見て読む→頭で音が鳴る→指と右腕を動かす」の順番で行っているわけで、これ、疲れます。ポジションとか指の形というのは、ある程度のセオリーで、マスターするとだいぶんこの流れが楽になる、ということなのですね、なるほど。・・・と私は思うわけです。

 ともかく最初の頃よりは、疲れなくなりました。3時間くらい弾いても平気です。ただ、集中力が切れてくると、最近は目に出て、右目の半分が(つまりプルトを組んでいるから楽譜の半分向こう側が)怪しくなって、音を落とす。・・・なのでこの3曲は、速いとこは覚えてしまうことになります。
 前にチェロの人が、楽器フェアでばったり会って、ピアノで一緒に演ってるシューベルトのアルペジョーネとか、今、オーケストラでやってるレパ曲をすらすら弾いててびっくりしたことがあります。そう言うと、「あんな難しい曲、覚えないと弾けませんよ」としゃらりと言う。。。ある意味、アマチュアって凄くないすか?

 幸い、モーツァルトは交響曲もピアノも同じです。バッハにもいえるけど、この2人の作曲家だけは、音楽を表すのにジャンルの違いがあまり関係ないような気がするんですね。ベートーヴェンのピアノソナタと交響曲と弦楽四重奏曲は、それぞれまったく違う宇宙ですが、モーツァルトはあまりその違いがないような気がしています。・・・なので、わりと暗譜しやすいんだな(笑)。子どもの頃から、モーツァルトのピアノ曲やらヴァイオリンとのデュオ曲やら、合唱曲やら、どれだけやったかしれませんもの。
 ただ、彼の作品は、時折、ベートーヴェンとか以上に現代曲なことがあります。3曲のうち、1箇所、第2ヴァイオリンを弾いていて、どうしても現代曲か、これ? という部分があります。和声の中で、2ndとヴィオラだけ、異様な和音を弾いているんです。だから、必ず間違っちゃうので、きちんと覚えないとね。あとは、響の新鮮さは面白いから、セカンドでも覚えやすいです。
 もちろん、全部覚えるなんてことはナンセンスなので、しません。だいたい覚えていればいーんですよん、つまり、音をあとから追いかけないようにしておきたいというわけ。

 39番の第四楽章を弾いて、それから40番の第一楽章、第四楽章。やっぱり、練習するとなると、最初の16分音符ですよね。二弦にまたがる「ちゃらちゃら・・・」の音符は、きちんと鳴らせるようにしなければ。音程が悪くなると鳴らないし、きちゃないので、その練習と、右手の力加減かしら。
 ともあれ、大変な曲です。

 さて次回の練習は通し稽古があります。「通し→返し」ということになるそうで、はてどうなることやら。
 『遅刻厳禁!』というお達しが回ってきました、、なはは。
posted by rain2009 at 22:17| Comment(0) | play | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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