2010年01月20日

▼のだめオーケストラ・コンサート 1/13

…というわけで、ようやく校了いたしました。
年末年始を挟んで、編集さんにはちぃとご迷惑を(^_^;) いまごろ「絶賛校了中!」(c)編集S氏 だろうなぁ。。。まだお土産も差し上げていませんのに。

       ・・・
 年明けて1月12、13、14日と「のだめオーケストラ・コンサート」が、渋谷のBunkamuraオーチャードホールとNHKホールで行なわれました。行かれた方もいらっしゃると思いますしテレビでも一部放映されましたね。
 12、14日とコンサートのオシゴトが入っていたので、無理を申し上げて13日に席をご用意いただき、行って参りました。いやまぁ長かった(^_^;)ですが、飽きない作りになっていて、「初心者・オーケストラ入門」という名のごとく面白い企画だったと思います。
 し、しかし。私には長かったですが(なにせ3時間!)

 指揮は(まいどおなじみ)梅田俊明氏、コンサートマスターは、(これもまいどおなじみ)長原幸太氏。演奏のクオリティはなかなか、ではあるですがサウンドトラックとはまぁ違いますわな(^_^;)。う〜ん、ものっすごく有能な(音楽)学生ちゃんオケみたい。…まぁそういうコンセプトなのだからよいのかな。でも結構、中堅どころの実力者も揃ってる感じなんですが。
 ベートーヴェンの第7番・第一楽章。丁寧に解説がされたのはラヴェルの「ボレロ」。こういうオハナシは結構、梅田せんせ、上手いです。司会のお2人とタメ張ってました。各管楽器は注目されて楽しそうだったですね。こういう解説って面白いようです、でも時間がかかります。

 間にアーティスト3人の演奏と紹介が挟まる。さかいゆうさんは凄い!と思いながら聴きましたし、新人歌手のレアル・パラディさんは思いっきり初々しかったですが。
 期待していったのは作曲家・松谷卓氏が演奏するというショパン:ピアノ協奏曲第一番第一楽章、だったりしました。

 彼は作曲家ですし、コンチェルトをオケバックに弾くのなんてもちろん初めて。イベントとはいえ、プロですから弾けて当たり前、に見えます。相当なプレッシャーを抱えての本番だったとは思うのですが、出てこられた時の表情はゆとりなく緊張。そりゃそーですよねーと思わず(がんばれ!)と内心でエールを。(取材でお会いして、いろいろお話したわけでしたしね)

 最初の音が鳴り始めた時に、正直驚きました。なんてキレイな音だろうか、というのか、なんと新鮮な響きがするんだろう、この多くの人に演奏されすぎたピアノの名曲が。なんというか、ひどく感動してしまって、しかも音楽づくりに説得力がものすごくあったのですね。ヴィルトゥオーゾのピアニストががりがり弾きまくる印象のある曲ですし、私自身、けっして好きな曲ではないのですが、曲の美しさとショパンの描きたかった朴訥さのようなものがあふれ出てきて、また、なんと音色と和声感の際立ったこと。さすがに作曲家の演奏ですね。耳が素晴らしく良いのだろうと思いました。
 一つ一つフレーズを物凄く丁寧に作り、磨き、それを集中力をもってつなぎ合わせ、組み立てて一つの楽曲にする。テンポが遅めだったため、終盤に入ってカデンツァの前あたりで一瞬、乱れはあったものの、本当に素晴らしい演奏で、お恥ずかしながら涙ぼろぼろ。この夜の一番でした(わたし的には)。う〜ん、すごい。

 イベント性たっぷりの「ボレロ」は面白かったし、オーケストラの演奏はチャイコフスキーの「1812」が一番良かった。乗ってたもん。アンコールのドヴォルジャク「チェコ組曲」より「ポルカ」…なんで私この曲、こんなに詳しく頭に残ってるんだろう? と思ったら、やぁね、前回の定期のプログラムじゃん(<忘れるなよ、自分)。さすがにプロの演奏というのは、ほぉへぇと思う作り方やボウイングで気持ちよく酔えた。
 のだめコンサートそのものを聴かせていただくのは、たしか3回目だったように思いますが、今回は一番「番組」っぽい作りだった。最終日から始まる番組にターゲットを合わせて、お客さんも楽しんだのでは。

 次は4月に“武道館”なんだそうですが、、、それってどうかなぁとは少し思ったりもする私です。アコースティックの大音量の魅力がクラシックの良さだと思うんですよね。武道館でいったい、どうするんでしょうか!? と、少し思ってしまいました。…まぁ、盛り上がることは良いことです。はい。
 ということで、「のだめカンタービレ〜フィナーレ」 が始まりました。原稿も出来、1月30日『アニメージュ Original』vol.6 発売です。



posted by rain2009 at 17:13| Comment(0) | TrackBack(0) | report_記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック