2015年12月27日

ワタクシ的《第九》

 記録、の方へ入れるべきかもしれませんが、12月26日(土)17時半、東京オペラシティにキエフ国立交響楽団の《第九》を聴きに行ってきました。
 きっと素敵な演奏が聴けるだろうと期待していったのですが、その通り。なんというのでしょうか、爽やかで見通しのよいベートーヴェン、を聴かせてもらいました。合唱団とソリスト、要するに歌関係が素晴らしかったので、余計にストレスがなかったのです。なんか感動。

 さて12/25(金)に新刊が上がってまいりまして、表紙を変えたので、ずいぶんイメージが変わったなぁと思われる方も多いと思います。火曜日店頭に並びますが、表紙は三浦文彰くん(ヴァイオリニスト)です。ロゴはおんなじですし、中身はとっても詰まっている号だと思います。前号に負けません。

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 年末は第九・・・って悪い習慣じゃないと思います。少なくとも、高校2年生の時に、初めて第九の楽譜に触れて、毎週、放課後に合唱部の仲間と福井大学まで練習に通い、マスターしておいてよかったなぁ。とか東京に出てきて思いました。
 第九との関わり、といえば多くの人がいろいろな思いを持っていると思います。日本のプロの方は、ものすごくたくさん関わるにちがいない(歌手もオーケストラも)と思いますが、アマチュア演奏家にとってもいろいろとあるでしょうね。友人たち・・・のベテランのアマチュアオーケストラ弾きの方々は、第九といえば「弾くもの」らしいですし。弾いたことない人にとってはやっぱり「一度は弾きたいもの」だったり、合唱する人にも「一度は歌いたいもの」らしい。たしかに名曲中の名曲といっても過言ではありません。

 私は10代に合唱から入ったものですから、第四楽章しか興味がなかったのですが、CDで聴いたり、指揮の勉強をしたりして付き合ってみると、どうやらそれはマチガイのような気がしてきました。それを実感するのは、自分がアマチュアオーケストラに入って、《第九》というよりはベートーヴェンの交響曲第9番として演奏する時を待たなければならないのですが。
 80年代、音大生の頃は、バイトでよく歌いに行ったのが懐かしい思い出です。歌うの好きだったな〜。暗譜しておくと、いろいろメリットがあるんですよ。学生掲示板に案内が出ていると、すぐに連絡をして、些少のバイト代を糧に歌いに行く。これは本当に嬉しかった。音楽がお金になる、というのはプロを目指していた田舎者には嬉しいことだったんです。しかも歌うこともできる、時にはお弁当代も出る(笑)。貧乏学生には本当にありがたかったし、冬の寒さに心温まる機会でございました。
 これにはちょっとしたコツがありまして、ピアノ科学生だというのはナイショで(笑)。言わなければわかりませんです。要するにきちんとお金貰った分、声を出して、皆さんのお役に立つように歌えればいいんですから。・・・そのくらいの自覚はございましたね、当時は。ゲネ・本で1回5,000〜6,000円だったと思います。

 長じて、アマチュアになってからもけっこうエキストラとか行きました。それはさすがにお金は貰いませんでしたが、交通費とお弁当はありがたくいただいてました(ま、普通でしょう)。

 オーケストラに転じてから、初めてオケで弾いて「うっひゃ〜〜」というくらい難しかったです。最初の数年は、自分に「第九禁止」をしていまして、とても難しい曲なのだから、ベートーヴェン様に失礼だろう、と弾かないようにしていたんです(降り番したこともあります)。ただ、やっぱり弾いてみたくて、ある時期、機会があったからと解禁したけど、やっぱりロクに弾けなかった。自分のオケだったからまぁ許されましたけど、第二楽章は技術的に、第三楽章は表現として難しくて。セカンドがあまりに難しいので、1回目に乗った時はその時だけは第1ヴァイオリンにしてもらいました。
 それから、だいぶんヴァイオリン弾けるようになってきて、それでもきちんと弾いたのは2回だけです。その2回がね、じっくり練習すると、やっぱり名曲だなと思いますし、今では第三楽章が一番好きですね(セカンド、美味しい)。もちろん第四楽章はワクワクしますけど。そのほかフラッシュ・モブとかありますけどね(笑)。どこかで演奏できる機会があれば弾きたいな〜。タダトラで呼んでくれないでしょうか(爆)。

 今はただ、機会があったら演奏したいな(歌でもオケでも)と思いつつ、プロの良い演奏を聴ければそれはそれで幸せです。
 去年はLFJ2014の前夜祭、フラッシュ・モブで弾きましたね。今年は機会がなかったのですが、来年は演奏できるでしょうか? 少なくとも聴かない年はありませんが、今年はキエフで締めなのか、大晦日に年越し第九に行くかどうか、少し迷っているところです。

 ではみなさま、よいお年をお過ごしください。(年内にもう一度くらい書くかな?)

 12月半ばからシーズン・オンになり、仕事が少し一息ついたらオーケストラの練習が始まっています。2月3月に向け、例年のシーズンなので、ヴァイオリンもリハビリしつつ、、最近はピアノも少し弾いてます。2016年は室内楽もやりたいなぁ。

 本誌もどうぞよろしくお願いします。
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posted by rain2009 at 14:36| Comment(0) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月23日

2016年2月号(68号)、校了しました。

 先週の金曜日、わりと平和に校了しました。
 月曜日くらいまでは、平和どころの騒ぎではなかったのですが・・・

 今回は
  第1特集/ウィーン・フィルの伝統と未来
  第2特集/弦楽器製作家の街〜クレモナ・2
  現地レポート/第11回 シベリウス国際ヴァイオリンコンクール

 と、どれもそれなりに大特集。。。はふ。体力的に大変でした。なにせ1週間もフィンランド行っていなかったですしね。
 しかし、ショパンコンクール本前後の前号校了(留守番と作業)→スタッフ帰国後の10日間での増刊号製作
ろ考えると、「なんでもできるかもしれない」という妙な自信もあり、、でもね。
 その直後から→本誌取材→フィンランド出張→帰国後10日で校了

 やっぱ、きついですよねぇ。楽しかったけど。

 というわけで、トナカイの肉を食ったり、昼なお暗い北欧の街を飛んで回ったりしつつ、本は出来上がりまして、クレモナの明るい空気もお伝えできればいいなと思っています。ウィーンも素敵な写真どっさりです。

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 さてようやく「年末」。次号の企画もだいたい決まり、仕込むだけになって、気分的にはようやくゆっくりできます。疲れを取るのにこの土日とやっぱコンサートもあったので休んだわけではなく、本日23日、行きたいコンサートもあったのですが、それに負けて、ほぼ1日ゴロゴロしてしまいました。よく寝た。
 いろいろやることは残っているのですが、深夜残業は年内は終わりです。遊ぼうよ〜と皆に言っていますが、毎晩飲んでいるわけにもいかず、でも今年はそれでもけっこう、飲み会はあるほうかな。胃が痛んでます(笑)。

 年末年始・・・といっても1週間しかないんすよね。海外で過ごすのに比べると、なぜか国内にいると短い。旅行にでも行っちまえばいいのですが、親戚筋とか、コンサートとか。それでもやっぱりこの時期、第九はおさえたいなぁなんて俗っぽいことも思ってみます。
 第九、、歌うか弾きたいですよねぇ。毎年何日にやる、とかいう会ってないんだろうか?(笑)仕方なく、聴くだけで我慢しようとか思いつつ。
 急にぱたっと休みになると、やることが多くてどれから手をつけようかと悩むうちに、休んで終わり。映画も行きたいし。おた活動もしなきゃいけないし(今年の⚪︎ミケは12/29-31ですが、さすがに参加してません)。オーケストラの練習が12/26から始まるので、それの練習とか。うあぁヴァイオリンの練習してないよー、楽器触る時間があまりにもなくてね、ここんとこ、譜面は見てるんですが、楽器の訓練そのものができてない。体が忘れてたらどうしよう。しばらくピアノ弾いてたりしたのでね、また肩とか硬くなってるかもですねぇ。。(泣)

 部屋の片付けをしたい〜と思いつつ、1日や2日で終わるシロモノではありません。なにせ、ものが床から積まれすぎて、調律師さんも呼べない。いいかげん調律しないと頭おかしくなりそうです。私が平均律が嫌いで、うちのピアノはキルンベルガーで調律してあるので、狂ってくるとうひゃぁなのです。もうさすがに「しゃんしゃん」言うんだもんなー、ごめんよ。

 といいつつ、呑んだくれたり、ヴァイオリン弾いたり、マンガ読んだり、blog書いたりして終わるんでしょうね、年末は。それでもって深夜年越しコンサートに行ったりして。とても⚪︎歳のいい歳したオンナの生活じゃありません。地道におせち料理でも作って、こたつでほっこり食べるというのがよいなと思うのですが、むしろ30代の頃の方が、そういうことしてましたね。今年は無理だから来年はTryしてみようかなぁ。。。といいつつ、だいたい1年おきに海外だから、来年は❌❌でしょうねきっと。

ともあれ皆さま、よいお年をお迎えください。
「サラサーテ」は、12月29日に発売です。
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posted by rain2009 at 23:46| Comment(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする