2016年08月08日

弦楽器のフェアとか。

 商売柄、あちこちの弦楽器の展示会やフェアに行くことが多い(社長ほどではないけど)。
行くと、見てなんてわからないし、ツマラナイので、弾かせてもらう。
もちろん演奏の腕前はヘボなので、いくつか楽器の鳴りとか響きとか音色を楽しむための曲の“さわり”だけを弾くことになるが、毎度のことながら「あ〜、音痴!」と自分で舌打ち。音程が悪いのはいかんですよね。でも、ツボが入れば、倍音の多い楽器はよく鳴るし、音程も教えてくれる。

 さて。毎年行われる某社の夏の弦楽器フェアatお茶の水。土曜日の夕方顔出すだけのつもりが、昨日の夕方もまた行ってしまった。
 もちろん仕事柄知己が多い。去年は取材に行ったしね(今年は別のメンバーに担当してもらった)。
 なので行くと、すすすっと「いい楽器ありまっせ」とか「いい弓ありまっせ」と仰る方々(^_^;)(当たり前です。ちなみに、大阪弁なわけはありません、私の脚色です)。
 昨日のこと。「今日はわざわざいいの1本持ってきました」と仰る某さん。クレモナで知り合った超有名楽器製作家の作品を初めて手に取る。見るのは本当にたくさん見ているが、弾いたことなかったんですよね。おやじは現代の名工として有名だが、本人は? で、確かに、いいですわー。弾いてて飽きなかった。ニスもきれいですしね。

 さてワタシ的には、「飽きない」というのは、かなり重要ポイントです。つまり「好き嫌い」、ということになります。弦楽器雑誌のへんしゅうちょーがこれでいいのか、と思うけど、楽器の良し悪しは正直、私にはわからない(ただ、だいたいの値段を当てることはできる。高いか安いかとか程度ですが)ので、とりあえず、評価はしないことにしています。
 でも、明らかに「ええ楽器ですわー」「いい弓やわー」というのはあるわけで。

 さて、弓。
 帰る段になって、2日間で弓を試してなかったことに気づいた。見ればコンテンポラリーの素敵な弓がずらり。弓こそ、「ちょっと試奏させて」とふだんは言いにくいので、フェアとかは良い機会なのです。
 で、お店の人お薦めの1本が、本当に「いい弓」やった。この場合の“いい弓”というのは、「自分の楽器に合ってる弓」という意味。万人に良いかどうかはわからない。自分の手に合ってて、バランスが良くて、昨日的で、楽器と相性がいい、、、ことが必要なシチュエーションでしょう。

 ということで、例外は別として、ひゃらひゃら弾く以外は、たいていあまり真剣に試奏はしてません。正直に言えるわけない、ニコニコ(^_^)。
 でもまぁ本当に“気に入った”場合は、プロの方にはわかるでしょう。とっても大金持ちだったら、サブの楽器を持ってもいいという立場だったら・・・というのはありますが、自分のコを愛奏してるので、これと添い遂げることを考えると、ほかに要らないのですな。でも、性質の違う今テンポラリーの音や姿には興味があるので、つい手に取ってみます。それはそれで美しく、魂ゆさぶることもありますからね。

 そうなんです。楽器だけは“衝動買い”は無いでしょうきっと。
“出会い”はあると思いますが、すでに出会ってしまったので、それ以降はないと思います。
・・・って琵琶、買いましたけどねぇ(もちろんローンですが)。ヴァイオリンに比べれば、、のお値段なんですよ。いい楽器ですけどね。弾かないと勿体ないな。

 ということで、煩悩を片手に仕事をしていた週末でした。
posted by rain2009 at 19:53| Comment(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月15日

雨模様、代々木公園あたり。

 奇数月のこの時期は、取材やらなんやらでバタバタしています。最近は、編集部員も”営業”もしているので、席にいるあいだはまだ”原稿を書く”モードではありません。資料を集めたり、電話をしたり、打ち合わせに行ったり、仕込みの取材に回ったり、、、コンサートが多いのもこの時期です(というか、さすがに身体がもたないとか動きがとれないということもあり、入稿時期の演奏会はお断りする/諦める ほかないのですね。
 個人の趣味やプライヴェートも、それぞれ合間を縫って何かやってないと、ツマンナイ人間になるかなとも思います。ツマンナイ人間が面白い本を作れるとも思えないので、わりとウチは、そのあたり自由だと思います、、、てか、そのくらいしかできることないですしね。

 個人的には、「夏は仕事なんかしたくないよー」というのが本音。演奏するのはいいんです。演奏会聴くのも音楽祭行くのもいいんです。暑くてもへーきです。・・・でもね。本来”夏休み”というのは休むためにある。特に、年々夏が暑くなっていく日本では、亜熱帯的対応が必要なんじゃん? と思ってみたりもします。身体がキツいですよね。
 音楽大学は現在、試験期間中のところが多いので、先生をやってらっしゃる方々も多い演奏家の方々は、いつもとは違う大変な時期。それが終わると音楽祭やらツアーやら、夏のコンサートやらにお出かけになります。

 「サラサーテ」は隔月刊ですが、あんまりしんどいので、冗談で合併号にしようといったら課員に笑われました。「月刊誌ならいいけど、隔月で合併号って。。。」あり得ません。はい。冗談です。
 夏休みがほしー。

 夏の音楽祭もあちこち行きたいわけですが、ヨーロッパもアメリカも遠いしお金がないし(;_;)
 でも国内にも素敵な国際音楽祭がいっぱいあるので、前号・今号・次号に向け、いろいろレポートしていきます。

・ ・ ・

 さて今朝は、朝から取材直行で某ホールの近くに来ているのですが、1時間ほど早く来たので、近くの喫茶店でオシゴト。今週、あまり会社にいられなかったのと、今日は夕方からまた出てしまうので、仕方なく移動オフィスです。・・・事務的仕事が溜まる。電話もかけないとー。

 ともあれ、このあたりはなかなか素敵な環境。着いた時間には出勤第二弾の人混みで賑わう駅を眺めるのも、なかなか好きです。

 とはいえ、パソコンとカメラとフラッシュを持って歩くのは重いですね、また腰が悪くなっちゃうかな。
 三連休、皆様お楽しみください。・・・ワタクシは先生たちや関係者ご出演の観劇3本、オーケストラの練習、あとピアノの練習とオシゴト。あとはピアノの練習(<どれくらいぶりや?)。・・何故「ピアノの練習」なのかはそのうち。
 ヴァイオリンソナタとチェロソナタなどさらっております(ピアノパート)。
 「今年は室内楽をやるぞ」が念頭の目標でしたが、はてさてできるのかどうか?
posted by rain2009 at 10:33| Comment(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月09日

サラサーテ71号、発売中です。

 記事が前のままになっていてすみません。
 お陰様でご好評をいただいた「江藤俊哉特集」でしたが、7月2日に次の号が出ました。
表紙は大人気で実力派の宮田大(チェリスト)。インタビュー記事もあります。
 特集は「ヴィオラ」と「ヴィブラート」で、今回も人気・実力共に抜群のアーティストの皆々様にご登場いただいて、いろいろ語ったり教えたりしていただいています。

 書店や楽器店でお手に取ってごらんくださいね♪
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posted by rain2009 at 19:16| Comment(0) | information | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月08日

ブルックナーの第9番

 6月の末週から、オーケストラの夏期シーズンが始まりました。本番は8月20日(土)。ちょうど校了の合間を縫って(終わってるといいなー)という日程です。

 今回はシューベルトの《未完成》とブルックナーの第9番で、ワタシ的に「絶対、これやったら出る!」という曲ではないのですが(まぁわりとヘンな曲が好きなので)、前回、気合の入っていたショーソンの交響曲に、仕事の多忙と体調不良で出られなかったこともあり、2回続けて降りるのはどうかと思い、ともあれ参加。

 私のオーケストラ経験は「大人から始めた」(つまり学オケを経験していない)ということを考えても、それなりに長くなってきました。締め切り前になると出られない→それが続く/または体調を崩す→退団 を繰り返しつつも、生温く見守っていただけるメンバーの皆さまと知り合うとそこでしばらく弾かせていただく、という感じでなんとか続けて参りました。
 この間、やめたアマチュアオーケストラはその意味では本当に長かったのですが、やはり平日夜が、現状の職責のままですと無理があり、断念。現在はこれだけです。あとはイベントオケが2つですが、こちらは出られるのかどうか。

・・・

 オケの性質かもしれませんが、15年もやっているのに、チャイコフスキーの交響曲を5番・7番・8番を弾いたことがない。その割に1番・3番は弾いた・・・というヘンなヤツになってしまいます。
 ドヴォルジャークはそもそも1曲しかやってない(8番はやってないし、《新世界より》はそもそも名曲アルバムみたいのでその楽章をやっただけ)。
 モーツァルトは結構たくさん弾きました。
 ベートーヴェンは協奏曲全曲やってます。今のオケでツィクルスに途中参加です。前に残りの2曲はほかで弾きましたので、実質全部弾いています。
 ショスタコーヴィチ。4曲弾いたけど、5番はピアノしかやってないなー(泣)。
 シベリウス2曲弾いたけど。ちゃんと弾いたのは何故か6番だけ。
 シューマンもなんか全部やってますね。(あまり好きではない、室内楽の方が好き)
 メンデルスゾーンは3曲。

 さてブラームス。3番だけ本番直前に降りたために弾いてないです、一番好きなのに。次の号で「ブラームス、4曲の中でどれが一番好きか」というアンケート企画をやるんですが、私は3→4→1→2の順なのですが、演奏回数は、その逆順に多いのです。

 ともかく、「オーソドックスに名曲」というのをあんまり弾いていません。これも学生オーケストラ経験がないからでしょうかね。
 マーラーは大好きなのですが、まだ1番しかやったことがありません。2番はあまり好みじゃないのですが、5番がやってみたいなー。あぁもちろん合唱で歌ったことは何度もあります。

・・・

 というところでブルックナーです。

 いい曲ですね〜!♪ 9番。
 7月の2日・3日の2日間、がりがりとTuttiがありましたら、すっかり楽しくなってしまいました(体力的にはキツいですが)。
 ダイナミックにして繊細。いいわー。・・問題は2ndVnが裸で大事なとこが多すぎっ! セヴシクのようにさらわないといけません。

 次の練習は・・・来週か。がんばろ。

PS そういえば、今年の目標は「室内楽をやる!」でした。
 本当はピアノ四重奏をやりたかったのですが、とりあえず半年過ぎてしまい、
 その第一歩としてオケの人とソナタとかやることになったのです♪
 ピアノは、、、ほんと、指が動かないっすね(>_<)。来週は合わせです。がんばろ。



posted by rain2009 at 22:00| Comment(0) | play | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月29日

Sarasate的 4月後半

 さて世間様はゴールデンウィーク突入です。
 4月は偶数月ですので、前半は雑誌の入稿→校了でどたばた。今回は4/20に校了しまして、27日納品、予定どおり5月2日には皆様のお手元&書店店頭&楽器屋さん店頭に並びます。
 表紙は3号目にしてヴァイオリニスト・前橋汀子様です。

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 4月の後半、校了した途端に、あまりにもたくさんのコンサートがあり、全部書ききれません。なかなかwebに載せるのは判断が難しく、「記事にしたいなー」と思うものは書けないという事情もあります。また本誌の「コンサートレポート」は、なにせ2か月に6本しか載りませんので、ギリギリまでどれを取り上げさせていただくか決まらないことも多いです。巻頭の「stage pick up」も含めると7本か8本になりますね。かと思うと、行く前から「これは注目して掲載しよう」と決めているものもわずかながらございます。

 それはそれとして、記録がてら4月のコンサートを書き出してみます。
 編集部にはほかにももちろんメンバーがいますので、それぞれ別のコンサートに行っており、この倍は回っているということになりますね。書くのは自分メモでもありまして、私のだけです念のため。

 4/20(水)夕方校了しましたので、夜のコンサートには行けるはずでしたが、これは個人的にチケットを持っていたモイツァ・エルトマン。どうしても仕事で動きがとれず、諦めました(_ _;) くやちい。
 4/21(木)は二つの編集部の編集会議、その間に某記者発表。
 4/22(金)夜は日本フィルの定期演奏会。インキネン指揮、庄司紗矢香さんの弾くブリテンの協奏曲。メインはホルストの《惑星》。彼の演奏は音の作り方がとても新鮮、なによりダイナミクスの大きさに、久々に「オーケストラを聴いた!」というヨロコビなどありました。
 4/23(土)はとても行きたいコンサートにご招待いただいていたのですが、その前に抽選に当たっていたミュージカル《グランドホテル》を観に赤坂ACTシアターへ。会社から徒歩15分くらいかな。さすがに豪奢な舞台づくりと歌・演技は出演者の皆さん素晴らしく、この日はRedバージョンでしたが、大満足な1日。
 4/26(火)昼/日本フィル✖️ミュージカル のこれもゴージャスなコンサート。コラボレーションのシリーズなのだそうです。元宝塚の安蘭けいさんと「ミス・サイゴン」出演中の笹本玲奈さん。旬のミュージカル女優の共演でした。
 同日夜/本来なら東響とギトリスのコンサートin東京芸術劇場。彼の来日延期(9月だそうです)により、代役による演奏・・・とはいえ文句をいう人も少なく会場は温かい雰囲気。代役は神尾真由子さんでのチャイコフスキーの協奏曲で、これがまぁ素晴らしかった! ロシアで暮らすようになってまた磨きがかかったというのはうがちすぎかもしれませんが、技術は完璧、音色も深みを増して、ほんと大感激でした。東響の《運命》は、出だしの音が素晴らしかったぞ。ゾクゾクしました。
 4/28(木)NHK交響楽団 B定期(サントリーホール)。レナード・スラットキン、バーンスタイン・プロ。いやまぁ面白かったし、この音楽聴いて、はっとして舞台を覗き込んで、「N響が若返った」という言葉を実感。なぁんかノリノリじゃないすか? 後半のマーラーの4番は、好き嫌いある演奏だと思います。個人的には「こんなのもありかな」と思い、特に第一楽章なんかは面白かった。

 というような感じで、今日はなかったのですが、明日からまたコンサート続きます。
 そして5月3−5日はLFJ(ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン)です。ご来場予定の皆さま、東京国際フォーラムでお会いしましょうね♪ 連休をお過ごし中の皆さま、よいお休みを。
 そして、被災地の皆さま、少しでも状況が好転していきますよう、1日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。
  
posted by rain2009 at 22:55| Comment(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする