2016年09月05日

夏休み

 明日から個人的に夏休みです(にこにこ)。
 今年の8月も暑かった。。。でも休めなかった(泣)。
なので、9月の頭に休暇を取るつもりでいたら、最初の予定(海外の音楽祭)からグレードダウンし、国内旅行予定も友人の都合が×になって、無し。ちょっと拗ねてました。

 一人旅もいいですよね。最初からそう決めていればいろいろ予定も練ったのですが、3日休もうと思うと、その前後の調整がたいへん。取材時期に入ると、日程調整もままならないので、「やーめた!」ということにして、4日間、のんびり、、、でもまぁ少し遠出はしようかなと。

 ・・・と、ここまで書いたのは先週の金曜日でした。しまたなぁ、カメラのデータ吸い出しようのキットを持って来なかった。写真がアップできないではないか、海をたくさん撮ったのに。こういうときに、スマホは便利だと思います。(が、全面的に軍門に下る気にならんのですが相変わらず)

 9月2日に「サラサーテ」72号が発行になりました。お陰様で、反響が結構、FBの方などにもあって、ありがたいことだと思っています。表紙の神尾真由子さんの力もあると思いますが、思ったより「ブラームス」が受けていて、嬉しいです。オーケストラ者の心に響いたならもっと嬉しいですね。
 ちょうどこの時期に、ブラームスの交響曲第1番を弾いていました。別に意図したわけではないですが、わりとこういうことが多い。ネタにも困りません。参加したオーケストラのヴィオラの皆さんが、前号の「ヴィオラに恋して」をご購入いただいて、さらに鈴木康浩さんの「オケスタ」がブラームスの交響曲第1番だったので、それも参考になったそうです。よかったよかった。こういうお声が一番嬉しいですね。

 さて、発行された途端に、おやすみしてます。金曜日の夜から正確には休みに入ったのですが、結局、土曜日は出勤してましたし(笑)、日曜日は出かけずに某レッスンなど行ってましたので、その日の夕方からすこし遠出しています。
 遠出、といっても神奈川県の端っこなので、お隣の自治体というわけですが、緑が濃いし、海はあるし山はあるし、空気は良いし(湿気が多くて重いけど(^_^;))何やるでなく、ぼーっとしてます。これから夕飯を食べに行かなければならんですが、明日はさらに南下して、伊豆の方へ一人でぷらっと行ってくる予定です。友人が住んでいる街まで訪ねたかったのですが、台風(12号・・・熱帯低気圧になったそうですが)が来るかもしれないので、おとなしく電車で南下して、駅周辺で観光する予定です。お天気が良くて、今日は海岸線もとてもきれいでした。
 そうそう。以前、せきれい社の社員旅行(今の社長になる前、出版事業を始める前のことです。今はそんな余裕はございません)で行った熱海の老舗旅館(ホテル?)が閉じてしまったというので、そこも見に行ってきました。まだきれいで、撤収中というところでしょうか。熱海は現在はとても活性化しているということなので、それは「よかったなぁ」という感じですが、駅前にリゾート/居住両用の大型マンションが複数立ちつつあり、いろいろ変化を感じます。

 それでは、温泉にでも入ってこよっと♪
 
posted by rain2009 at 11:35| Comment(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月25日

ブルックナーの交響曲第9番

 実は、「アマチュアのオーケストラで弾きたいっ!」と熱望して、20年前にヴァイオリンを始めたのですが、当時から、ブラームスやマーラーは大好きでしたが、ブルックナーは嫌いでした(^_^; つい最近まで。
 オーケストラ好きの“音楽愛好家”の方々の多くがブルックナーが大好きで、プロオーケストラでの演奏回数もとても多い。それを知っても「偉いなー、あんな長い曲を聴くなんて」としみじみ思っていたのです。
 音楽業界人とはとても思えない発言(それにしても、ピアノ弾きだったくせに「ショパン嫌い」とか、いろいろ問題発言多いなー、私・笑)。

 ところが、ここ数年、このブルックナーが大好きです。
 きっかけは、本誌に連載している「鈴木康浩のヴィオラのオーケストラスタディ」なのですが。。。読響で、いやそれ以前にベルリン・フィルのアカデミーにいた頃から、ブルックナーを内声で弾いてきたヤスさんの熱い語りと、冷静な分析が面白く、ついスコアを見直してみたり。
 ちょうど同じ時期に、某オーケストラでブルックナーの第4番《ロマンティック》で、ブルックナー初演奏! この指揮者のお蔭様もありまして、「いやぁなんて面白いんだ!」と目覚めてしまったわけなのです。

 続いてこの3年間で第8番、今年ついに第9番を先般演奏しました。
 いやぁ、「ブルックナーっていいですねー」(笑)。

 今回は別の理由もありまして。初めて第2ヴァイオリンの第3プルトの裏……つまり、オーケストラのまん真ん中で弾くことになったんですな(第2ヴァイオリンは、1プルトの後ろ、右・左・右・左とプルトを振り分けていくのがうちの団。奇数プルトが中側へ入ることになります)。チェロの隣、フルートの前。本当に、ステージのまん真ん中です。
 2列目というのは、大変に弾きやすいポジションで、後ろ列もだいぶん慣れましたが、時差に悩まされずに済むのと、指揮者・コンサートマスター・セカンドトップとヴィオラやチェロ、等分に皆、よく見える。
「見るためのストレス」があまりないんですね。
 その分、金管の音がよく聞こえるわりには合わせて弾くと遅れるので、そこだけ注意、というところでしょうか。木管はほぼ聴けた通りに合わせても問題のない場所です。

 オケそのものが相当に手練の集団だということと、なにせ仲良くてアンサンブルがいい(この二つがイコールではないとは思うのですが、やっぱりまったく無関係ではないと思います。特にアマチュアの場合は、人間的に「人様に合わせよう/受け入れよう/我が身を省みつつ一緒に音楽しよう」という心持の低い人は、アンサンブル能力も低い気がいたします。
 加えて、「どこへ向かっているか」がわかりやすい音楽というのは、心地よくそれに乗れる。あとは自分の研鑽だけですが、和声の合わせ方すら、すこし変わったような気がします。

 曲のためもあるのでしょうか、いくつかのフレーズは本当に内的世界を音楽に昇華したというか、ブルックナーの凄さ、美しさというのを堪能させてもらいました。
 そして、金管の響きと木管のフレーズの中に弦楽器がきっちりハモっていくと、楽器が喜んで鳴るんですな。これを倍音というのでしょう。
 弦楽器は自身の中に《倍音構造》を持っていますが、それが他力で鳴ることもあります。これはなかなか実感する機会は少ないですが、今回は何度も体験できました。
 ひとつにはアマチュアには珍しく“音色の良いオケ”だと私は勝手に自オケをそう思っているのですが、そのためもあるかもしれません。皆、弦楽器がよく鳴らせているので。音はもちろんぽろぽろやってます、音程はずしたりもね。でも、誰も遠慮しないし、加減も知っている(つまり、ダメなとこはかすむとか、うまくやってるんだとおもいますし、和音のツボは心得て弾いていると思われるんです)。相当に神経を使って演奏しているだろう、、、という程度には、ベテランの集団なのでしょう。

 オーディションがあるわけではないので、上手い人ばかりが集まってるわけではないはずですが、味がある。もちろん上手い人がいて、集団を引っ張ってるには違いないのですが、ふっと出た和音が、「はっ」とするほど美しいことがあります。私個人は、ついていくのが大変で、いつも足引っ張ってるのですけども、受け入れてくれる度量もあるなとそこに甘えておりましてすみません(汗)。
 でもみんな、一緒に弾いてて気持ちいいんですよ、幸せですね。

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 ブルックナーの9番を、一生弾かないヴァイオリン弾きがいたら、幸せを一つ知らないことになる。
 そんなことも思ったこの3か月ほどでした。・・・もちろん、弾かなくてもこの幸せ感は体験することができる(質はちょっと違っちゃいますけどね)。良いプロオケの演奏を、よい指揮者で、聴いてください。CDじゃなくて、演奏会場で、是非。
posted by rain2009 at 20:07| Comment(0) | play | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月08日

弦楽器のフェアとか。

 商売柄、あちこちの弦楽器の展示会やフェアに行くことが多い(社長ほどではないけど)。
行くと、見てなんてわからないし、ツマラナイので、弾かせてもらう。
もちろん演奏の腕前はヘボなので、いくつか楽器の鳴りとか響きとか音色を楽しむための曲の“さわり”だけを弾くことになるが、毎度のことながら「あ〜、音痴!」と自分で舌打ち。音程が悪いのはいかんですよね。でも、ツボが入れば、倍音の多い楽器はよく鳴るし、音程も教えてくれる。

 さて。毎年行われる某社の夏の弦楽器フェアatお茶の水。土曜日の夕方顔出すだけのつもりが、昨日の夕方もまた行ってしまった。
 もちろん仕事柄知己が多い。去年は取材に行ったしね(今年は別のメンバーに担当してもらった)。
 なので行くと、すすすっと「いい楽器ありまっせ」とか「いい弓ありまっせ」と仰る方々(^_^;)(当たり前です。ちなみに、大阪弁なわけはありません、私の脚色です)。
 昨日のこと。「今日はわざわざいいの1本持ってきました」と仰る某さん。クレモナで知り合った超有名楽器製作家の作品を初めて手に取る。見るのは本当にたくさん見ているが、弾いたことなかったんですよね。おやじは現代の名工として有名だが、本人は? で、確かに、いいですわー。弾いてて飽きなかった。ニスもきれいですしね。

 さてワタシ的には、「飽きない」というのは、かなり重要ポイントです。つまり「好き嫌い」、ということになります。弦楽器雑誌のへんしゅうちょーがこれでいいのか、と思うけど、楽器の良し悪しは正直、私にはわからない(ただ、だいたいの値段を当てることはできる。高いか安いかとか程度ですが)ので、とりあえず、評価はしないことにしています。
 でも、明らかに「ええ楽器ですわー」「いい弓やわー」というのはあるわけで。

 さて、弓。
 帰る段になって、2日間で弓を試してなかったことに気づいた。見ればコンテンポラリーの素敵な弓がずらり。弓こそ、「ちょっと試奏させて」とふだんは言いにくいので、フェアとかは良い機会なのです。
 で、お店の人お薦めの1本が、本当に「いい弓」やった。この場合の“いい弓”というのは、「自分の楽器に合ってる弓」という意味。万人に良いかどうかはわからない。自分の手に合ってて、バランスが良くて、昨日的で、楽器と相性がいい、、、ことが必要なシチュエーションでしょう。

 ということで、例外は別として、ひゃらひゃら弾く以外は、たいていあまり真剣に試奏はしてません。正直に言えるわけない、ニコニコ(^_^)。
 でもまぁ本当に“気に入った”場合は、プロの方にはわかるでしょう。とっても大金持ちだったら、サブの楽器を持ってもいいという立場だったら・・・というのはありますが、自分のコを愛奏してるので、これと添い遂げることを考えると、ほかに要らないのですな。でも、性質の違う今テンポラリーの音や姿には興味があるので、つい手に取ってみます。それはそれで美しく、魂ゆさぶることもありますからね。

 そうなんです。楽器だけは“衝動買い”は無いでしょうきっと。
“出会い”はあると思いますが、すでに出会ってしまったので、それ以降はないと思います。
・・・って琵琶、買いましたけどねぇ(もちろんローンですが)。ヴァイオリンに比べれば、、のお値段なんですよ。いい楽器ですけどね。弾かないと勿体ないな。

 ということで、煩悩を片手に仕事をしていた週末でした。
posted by rain2009 at 19:53| Comment(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月15日

雨模様、代々木公園あたり。

 奇数月のこの時期は、取材やらなんやらでバタバタしています。最近は、編集部員も”営業”もしているので、席にいるあいだはまだ”原稿を書く”モードではありません。資料を集めたり、電話をしたり、打ち合わせに行ったり、仕込みの取材に回ったり、、、コンサートが多いのもこの時期です(というか、さすがに身体がもたないとか動きがとれないということもあり、入稿時期の演奏会はお断りする/諦める ほかないのですね。
 個人の趣味やプライヴェートも、それぞれ合間を縫って何かやってないと、ツマンナイ人間になるかなとも思います。ツマンナイ人間が面白い本を作れるとも思えないので、わりとウチは、そのあたり自由だと思います、、、てか、そのくらいしかできることないですしね。

 個人的には、「夏は仕事なんかしたくないよー」というのが本音。演奏するのはいいんです。演奏会聴くのも音楽祭行くのもいいんです。暑くてもへーきです。・・・でもね。本来”夏休み”というのは休むためにある。特に、年々夏が暑くなっていく日本では、亜熱帯的対応が必要なんじゃん? と思ってみたりもします。身体がキツいですよね。
 音楽大学は現在、試験期間中のところが多いので、先生をやってらっしゃる方々も多い演奏家の方々は、いつもとは違う大変な時期。それが終わると音楽祭やらツアーやら、夏のコンサートやらにお出かけになります。

 「サラサーテ」は隔月刊ですが、あんまりしんどいので、冗談で合併号にしようといったら課員に笑われました。「月刊誌ならいいけど、隔月で合併号って。。。」あり得ません。はい。冗談です。
 夏休みがほしー。

 夏の音楽祭もあちこち行きたいわけですが、ヨーロッパもアメリカも遠いしお金がないし(;_;)
 でも国内にも素敵な国際音楽祭がいっぱいあるので、前号・今号・次号に向け、いろいろレポートしていきます。

・ ・ ・

 さて今朝は、朝から取材直行で某ホールの近くに来ているのですが、1時間ほど早く来たので、近くの喫茶店でオシゴト。今週、あまり会社にいられなかったのと、今日は夕方からまた出てしまうので、仕方なく移動オフィスです。・・・事務的仕事が溜まる。電話もかけないとー。

 ともあれ、このあたりはなかなか素敵な環境。着いた時間には出勤第二弾の人混みで賑わう駅を眺めるのも、なかなか好きです。

 とはいえ、パソコンとカメラとフラッシュを持って歩くのは重いですね、また腰が悪くなっちゃうかな。
 三連休、皆様お楽しみください。・・・ワタクシは先生たちや関係者ご出演の観劇3本、オーケストラの練習、あとピアノの練習とオシゴト。あとはピアノの練習(<どれくらいぶりや?)。・・何故「ピアノの練習」なのかはそのうち。
 ヴァイオリンソナタとチェロソナタなどさらっております(ピアノパート)。
 「今年は室内楽をやるぞ」が念頭の目標でしたが、はてさてできるのかどうか?
posted by rain2009 at 10:33| Comment(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月09日

サラサーテ71号、発売中です。

 記事が前のままになっていてすみません。
 お陰様でご好評をいただいた「江藤俊哉特集」でしたが、7月2日に次の号が出ました。
表紙は大人気で実力派の宮田大(チェリスト)。インタビュー記事もあります。
 特集は「ヴィオラ」と「ヴィブラート」で、今回も人気・実力共に抜群のアーティストの皆々様にご登場いただいて、いろいろ語ったり教えたりしていただいています。

 書店や楽器店でお手に取ってごらんくださいね♪
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posted by rain2009 at 19:16| Comment(0) | information | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする